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ダークモード配色の基本原則

背景色と文字色のコントラスト比を正しく理解して、目に優しいUIを実装するための基本を解説します。

6分 初級 2026年6月
京都のモダンなスタジオ環境でデザイナーがダークモードUIをデザインしている様子

コントラスト比が全てを決める

ダークモードの成功は、配色にあります。単に背景を黒くして文字を白くするだけじゃ不十分なんです。実際、多くのデザイナーがここで失敗してます。

正しいコントラスト比を理解することが、ユーザーにとって快適で、かつWCAGアクセシビリティ基準をクリアしたUIを作る基本になります。

デザイナーがコントラスト比測定ツールを使用して、画面上の色のバランスを確認している様子。モダンなオフィス環境、自然光。

WCAG基準を知る

WCAG 2.1では、通常テキストに対して最低でも4.5:1のコントラスト比が必要とされてます。大きなテキスト(18pt以上)でも3:1必要です。

AAレベル(推奨)

4.5:1(通常テキスト)

ほぼ全てのユーザーが読める

AAAレベル(最高)

7:1(通常テキスト)

視力が低い人にも対応

WCAG基準を示す図表。黒い背景に様々な色の文字が表示され、それぞれのコントラスト比が明記されている。明るさの違いが視覚的に理解できる構成。
複数のカラーパレット見本が並んでいる。ダークグレー背景に対する白色、薄いグレー、アクセントカラーの組み合わせが示されている。各パレットには明度数値が付記されている。

実装の3つのステップ

  1. 1

    背景色を選ぶ

    #0f172a#1e293bの深い紺色系が推奨です。完全な黒(#000000)は実は目が疲れやすいんです。

  2. 2

    テキスト色を決める

    メインテキストは#ffffff、副テキストは#cbd5e1、ミュート色は#94a3b8。各階層で明確に分けることが大事です。

  3. 3

    ツールで検証する

    WebAIMやColorHexa、Stark(Figmaプラグイン)などを使ってコントラスト比を測定しましょう。推測は危険です。

京都スタジオ向け推奨パレット

映像制作スタジオの環境を考慮した、実装済みの配色セットです。これらはCSS変数として運用できます。

背景(プライマリ)

#0f172a

最も深い色。ヘッダーやフッター

背景(セカンダリ)

#1e293b

メインコンテンツエリア

テキスト(プライマリ)

#ffffff

見出し、重要な情報

アクセント色

#f97316

ボタン、リンク

CSS変数を使った色管理システムが示されている。Figmaのデザインシステムパネルに複数のカラー変数が整理された状態。変数名と16進数値が対応している。
ダークモードUIの悪い例と良い例が並んで表示されている。悪い例は薄いグレーテキストが暗い背景に重なり、読みにくい状態。良い例は白いテキストで明確に見えている。

よくある失敗パターン

実装時によく見かける間違いを挙げます。これを避けるだけで、グッと品質が上がります。

  • 完全な黒背景を使う

    #000000は目が疲れやすく、文字も浮いて見えます。必ず深い紺色(#0f172a#1a202c)を使いましょう。

  • 淡いグレーテキストを多用

    見出しや重要な情報は白色(#ffffff)にしないと、ユーザーが見落とします。淡いグレーは補助情報だけ。

  • 検証なしで公開

    目測でOK判定は危険です。WebAIMなどのツールで必ずコントラスト比を測ってから実装を完了させてください。

まとめ:配色は戦略

ダークモードUIの配色は、単なる見た目の問題じゃありません。ユーザーの目の疲れを減らし、長時間の使用を快適にする配慮です。WCAG基準を意識しながら、自分のプロジェクトに合った配色セットを作ってください。

京都のスタジオ環境で映像制作をしていると、編集作業は夜間や薄暗い環境で行われることが多いです。そういった現場こそ、正しいダークモード配色が活躍します。今回紹介したパレットを出発点に、プロジェクトに合わせてカスタマイズしていくといいでしょう。

免責事項

本記事で紹介した配色やコントラスト比の基準は、WCAG 2.1ガイドラインに基づいています。ただし、実装の詳細や具体的なプロジェクト要件については、実際の使用環境でテストを行い、ユーザーの視認性を確認することをお勧めします。色覚特性の多様性を考慮して、複数の検証ツールを使用することが重要です。